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by medichika

確かに面白いかもと思ったけれど

日曜は、ウサギ様の同僚の方の結婚式でした。
二次会で留まらずガンガン飲んでいることだろうと思っておりました。

しかし、ウサギ様から連絡来たら面白いなあと思っていたのです。
連絡が来たならば、二次会等で素敵な女性に出会わなかったと
いうことになるのではないかと思いまして。
心ときめく出会いがあったならば、私のことなど思い出すわけないですヨ。

といいつつ、そう考えたのは布団に入った頃で就寝したのは1時過ぎでしたから、
ありえないかなと思っていたのです。

暗闇でふと目が覚めました。

本当は音で目が覚めたのかもしれませんが、
取りあえず目が覚めた時には音はしていなかったのです。
しかし、電話のサブウィンドウが着信を表示しています。

しかも、ウサギ様です。
おおお、何だ?

『タクシー代払って』

留守録に切り替わってすぐに電話を取りましたところ、
ウサギ様の開口一番はコレでした。は? 何ですと?
ええと、ウサギ様は私の家の近くに来ているとかそういうことなのですか?
というか、かなり酔っ払っていますね?
声が相当酔っぱらいです。

どこにいるのかと聞くと、まだ街にいました。
これから帰るところなのだけれど、(手持ちが少ないのか?)帰れないと。
タクシー代出して俺を連れて帰ってくれとのことでした。

「お金ないんだったら、払わなくてもいいよ」
「あることはあるけどさ。自分だけで帰れるの?」

タクシー代がないと電話してきているにも関わらず、変に遠慮してきます。
私が払わなかった場合のことを尋ねると、何やらもごもごしてはっきり答えません。
無理して払わなくていいと何度かウサギ様が言うので、
その度に大丈夫なのか聞くと答えは同じです。

「具合悪い」

ウサギ様が唐突に言います。あーもう、わかりましたわかりましたよ。
払います払います。んもう。

「わかった、私の家に寄って(ウサギ様宅へ)帰って」
「俺んちがいい」
どうも、私の家に泊まれという風に解釈したようです。

「だから、私の家に寄ってウサギ様の家に帰って」
「いいの?」
「いいよ。今から準備しておくから」
一旦電話を切りました。
タクシーに乗った後と思われるタイミングで、もう一回電話がありまして
今から私の家に向かうことを告げて電話は切れました。

頼られたと思えばありがたいですが、
利用されてるのかしらと思うとやるせないですね。
まあ、酔っぱらいですからあまり深く考えてはいなかったのでしょうけれど。
by medichika | 2004-09-27 09:58 | 過去