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by medichika

君の手が

ベッドでまどろみながら、
最初はお互い何となく触れないようにしていたと思う。
これから話すことを思うと、甘い雰囲気になれるわけもない。

だけど、キューピー君が何となく腕を伸ばしたりとか
動かしたりとかしていたら自然腕が私に触れる。

私は別に嫌がることもなく、自分から触れるわけでもなく。
そのままにしていたら、触れる間隔が狭まっていく。

体を起こしているのもきついので、私も横になったら
頬に触ってきたり髪をなでてきたり。手が触れれば軽く繋ぐ。

ぎゅうと抱きしめてきたり、私に顔をうずめてきたり。
腕の中にある温もりが愛しいものであるかのように。

帰るときも最寄駅まで付き合ってくれて
別れ際、私の頭を軽くなでてきた。

付き合えないのに、
目の前の温もりが愛しいと思うことはあるのだろうか。

君の手がまるで愛しいものに触れるかのような温もりがあるから
その温もりに甘えてしまいたくなる。いつまでもまどろんでいたい。
今はまだそう思う。

だけどもうそれはしないと決めた。
もし彼が私と付き合うことを考えることがあるとしたら
今が完全に過去になって、私が君を追わなくなった時。
私が君を好きでなくなっていた時。

追われる恋愛はできないと言った君。
私はいつも追ってばかりいたね。いつも好きすぎて、駄目にしちゃうんだ。
学習能力ないなあ。

一生人を好きになることができないが好かれる。
一生人を好きになることができるが好きになってもらえない。

何かのバトンであったけど、
今なら好きになってもらえるほうを選ぶな。

いつも好きすぎて思いが届かないのだもの。
ならば、好かれるけど自分の気持ちが動かないほうが楽。
楽を選んじゃ駄目だって、今日私が彼に伝えたばかりなのにね?

うん、わかってるよ。
楽を選んじゃ駄目だって。私も頑張らないと。
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by medichika | 2006-01-21 20:08 | 日常