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by medichika

ごめんね。

彼が話したがっているよ。


メンバーの子からそう言われました。
チームの1泊合宿でのことでした。

恋人同士の会話はもうできないけど、
全然話さないのもおかしいのではないかって。

その子は、それはあなたの思いだから
私が仲良くできると思ったときが
その時じゃないのかと話したそうです。
全く同感です。

私を拒否したのは彼なのに、
私が拒否することはおかしいというのか?

付き合うことは無理でも
今までみたいに楽しい会話をしてほしいと?

その話を聞いた後に、
合宿場所の中にある喫煙場所にいた彼と目が合ったとき
素通りしました。

だから、
あなたが私を拒否したんじゃないの。


さらに翌日、合宿の締めとして飲み会がありました。
くじ引きで決められた席では、私と彼は端と端。
神様はうまく考えてくださっているものです。

しかし、宴も盛り上がってくれば
私を含めて決められた席にずっといる人は少なく、
私がふと一人になる瞬間がありました。
あ、しまった。

彼が近い。
来るんじゃないの。

ちらりと考えている間に
彼が隣に座っていました。

話したいと思っていたと。避けられている気がすると。
そういったことを彼は言いました。

「私に避けられるようなこと、したの?」
「してない」
「じゃあ、気のせいだよ」

避けられていると思うから、避けられているように見えるんだよ。
鏡だよ。そう付け加えました。

酔っ払いトークならではの、同じことを何度も繰り返すことで
会話らしき会話にさせませんでした。
本当にそれなりに酔っていましたが、フリも入っていました。

「そんなに酔っているmedichika、初めて見た」

彼にもそう言われました。
でも、私は「酔っ払いはこういう風にするでしょう」ということを
わざわざ言っていたので、「(キャラを)作らなくていい」とも言われました。
酔っているフリで会話を成立させていないと
思ったかもしれません。

だけど、そうでもしなければ
かすかに触れた膝の離れがたい感触に
とらわれてしまいそうだった。

彼は離れる際も「またね」ということを言っていたと思いますが
私は「じゃあね」を強調しました。
次はないよ、と暗に示すかのように。

このあたりは記憶が曖昧な部分もあるのですが(爆)、
次の瞬間は、とあるメンバーの子が心配してくれて
私を抱きしめていてくれていました。
私は思わず「辛かったよ」と泣きついていました。
その子は「頑張ったね」と繰り返し言ってくれて、
なだめてくれました。


しかし、この件で気づいたことがあります。

私の中で彼に対する怒りがあったと。
彼が私との接触を望まないだろうからと言いながらも
自分がぎこちなかったのは怒りがあったからだと。

彼に対する気持ちが単純に”今でも好き”だけであるなら、
無視まではしなかったと思います。そっとしておいたとしても
話しかけられれば普通に対応できたはずです。

必要以上に無視したのは、
負の感情があったから。

彼と付き合えたことに感謝しながらも
彼に怒っていた。

そう思うと、ふと何かが楽になりました。
好きなら好きのままでいいじゃないかと。

少なくとも、今までみたいな
避けるようなことはやめようと決めました。

目があえば微笑えばいい。
話しかけられれば、普通に楽しく話せばいい。


そう思い直した矢先、さらに別のメンバーから
私と話した後の彼の情報が入ってきました。
私と彼を心配してのことでした。

私と話した後の彼は
「やっぱり嫌われているんだ」と悲しそうにしていたと
いうのです。

相手をふるということは
相手に嫌われようとも構わないと覚悟して
言うものではないの?

相手をふるということは
もうこれ以上一緒にいたくないと思って
言うものではないの?

嫌われることに
ショックを受けるのはどうしてなの。
ほっとするところじゃないの、
そこは。

訳がわからない。
だけど。

それが彼だものね。
その彼を、私は今も好きなのだものね。

ごめんね。
ふられた立場を利用して君に復讐しようとしていたよ。
私がいないことを思い知ればいいと。

今すぐにはできないかもしれないけど、
そんな君ごと受け入れるよ。

いつか奇跡が起きたなら、
謝れる日が来るかもしれないね。

そのときまで、
ごめんねの言葉はしまっておくよ。
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by medichika | 2008-10-15 11:04 | 自分