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by medichika

小さな一歩

日曜の練習では帰り際にかろうじて挨拶できただけでした。
次の練習は火曜日。昨日でした。

更衣室で練習する服装に着替えた後、
練習開始の時間までのんびりしていようと練習場所のロビーに向かいました。

数人の女子のメンバーとともにいたのは、
彼でした。


今度こそ、普通に接するって決めたんだ。
彼を傷つけないって決めたんだ。


一歩一歩、メンバー達がいるところに近づきました。
女子メンバーとは更衣室で会っていたので、
彼に向かってこう言いました。

「お疲れ」

笑顔だったかはわかりませんが、
できるだけ普通に口にしました。

「お疲れ」

彼も普通に返してきました。少し笑顔で。
彼の反応で、自分も普通に言えていたのかなと思ったり。

練習場所に移動するまでのわずかな間、
女子メンバーと私とのやりとりに彼がツッコミを入れてきたりして
彼と一緒の時間を過ごしました。

移動しようとした際、女子メンバーが持っていたチームの道具を
彼が持ちましょうかと声をかけたので、

「ジェントルマンだね」

つい口にしていました。
シマッタ、自分からはあまり話しかけないと決めていたのに。

「俺はいつでもジェントルマンだよ」
彼は小さく笑って返してきました。

そうだね。君は優しいね。

今も普通に私と話せるくらいに。
今まで君を避けていた私と。

これは一歩と言えるだろうか。
君にもう一度近づくための一歩と。
# by medichika | 2008-10-22 22:05 | 自分

急に変わるわけもなく

さて、彼への気持ちを切り替えてから初めて、彼を見かけました。
日曜日の練習に来ていたので。

今まで自分が避けていたのであまり気づいていませんでしたが、
目線が合うことや挨拶できるタイミングって意外とないのですね。
というより、私が避け続けることで機会がなくなったのでしょうか。

彼は彼で同じサポートの子達と
とても楽しそうに過ごしていてほっとする反面、
寂しさもありました。

アホか。
自分が避けておいて。

自分がしたことの結果がこれだよ。
全くね。

彼もこの切なさを味わったのだろうか?
嗚呼、本当に申し訳ない。


神様、私たちにまだ縁が残っているなら
どうか挨拶の機会をください。
お願いします。


ですが、練習が終わって
メンバーも解散しようかとしているというのに全くその気配はなく。
普通にすると決めたのに、既に心が折れそうです。

今まで通り、避ければいいのか。
自分への約束を破るのか。彼への思いはその程度か?

「お疲れ様で~す」

諦めて別のメンバーと話していたら、
彼が私達の立っている場所を通り過ぎながら
声をかけていきました。

今までだったら返さなかったと思います。
でも、決めたのです。

「お疲れ~」

彼の背中に声をかけました。
彼は振り向くことなく、そのまま自分が乗ってきた車へ向かいました。

聞こえたかもしれない。
聞こえなかったかもしれない。

神様、これはあなたにお願いした挨拶のうちに
入りますか?

まだ縁があると思ってもいいのでしょうか。
妄想でも自己満足でも今はそう思わせてください。
# by medichika | 2008-10-21 13:56 | 自分

ごめんね。

彼が話したがっているよ。


メンバーの子からそう言われました。
チームの1泊合宿でのことでした。

恋人同士の会話はもうできないけど、
全然話さないのもおかしいのではないかって。

その子は、それはあなたの思いだから
私が仲良くできると思ったときが
その時じゃないのかと話したそうです。
全く同感です。

私を拒否したのは彼なのに、
私が拒否することはおかしいというのか?

付き合うことは無理でも
今までみたいに楽しい会話をしてほしいと?

その話を聞いた後に、
合宿場所の中にある喫煙場所にいた彼と目が合ったとき
素通りしました。

だから、
あなたが私を拒否したんじゃないの。


さらに翌日、合宿の締めとして飲み会がありました。
くじ引きで決められた席では、私と彼は端と端。
神様はうまく考えてくださっているものです。

しかし、宴も盛り上がってくれば
私を含めて決められた席にずっといる人は少なく、
私がふと一人になる瞬間がありました。
あ、しまった。

彼が近い。
来るんじゃないの。

ちらりと考えている間に
彼が隣に座っていました。

話したいと思っていたと。避けられている気がすると。
そういったことを彼は言いました。

「私に避けられるようなこと、したの?」
「してない」
「じゃあ、気のせいだよ」

避けられていると思うから、避けられているように見えるんだよ。
鏡だよ。そう付け加えました。

酔っ払いトークならではの、同じことを何度も繰り返すことで
会話らしき会話にさせませんでした。
本当にそれなりに酔っていましたが、フリも入っていました。

「そんなに酔っているmedichika、初めて見た」

彼にもそう言われました。
でも、私は「酔っ払いはこういう風にするでしょう」ということを
わざわざ言っていたので、「(キャラを)作らなくていい」とも言われました。
酔っているフリで会話を成立させていないと
思ったかもしれません。

だけど、そうでもしなければ
かすかに触れた膝の離れがたい感触に
とらわれてしまいそうだった。

彼は離れる際も「またね」ということを言っていたと思いますが
私は「じゃあね」を強調しました。
次はないよ、と暗に示すかのように。

このあたりは記憶が曖昧な部分もあるのですが(爆)、
次の瞬間は、とあるメンバーの子が心配してくれて
私を抱きしめていてくれていました。
私は思わず「辛かったよ」と泣きついていました。
その子は「頑張ったね」と繰り返し言ってくれて、
なだめてくれました。


しかし、この件で気づいたことがあります。

私の中で彼に対する怒りがあったと。
彼が私との接触を望まないだろうからと言いながらも
自分がぎこちなかったのは怒りがあったからだと。

彼に対する気持ちが単純に”今でも好き”だけであるなら、
無視まではしなかったと思います。そっとしておいたとしても
話しかけられれば普通に対応できたはずです。

必要以上に無視したのは、
負の感情があったから。

彼と付き合えたことに感謝しながらも
彼に怒っていた。

そう思うと、ふと何かが楽になりました。
好きなら好きのままでいいじゃないかと。

少なくとも、今までみたいな
避けるようなことはやめようと決めました。

目があえば微笑えばいい。
話しかけられれば、普通に楽しく話せばいい。


そう思い直した矢先、さらに別のメンバーから
私と話した後の彼の情報が入ってきました。
私と彼を心配してのことでした。

私と話した後の彼は
「やっぱり嫌われているんだ」と悲しそうにしていたと
いうのです。

相手をふるということは
相手に嫌われようとも構わないと覚悟して
言うものではないの?

相手をふるということは
もうこれ以上一緒にいたくないと思って
言うものではないの?

嫌われることに
ショックを受けるのはどうしてなの。
ほっとするところじゃないの、
そこは。

訳がわからない。
だけど。

それが彼だものね。
その彼を、私は今も好きなのだものね。

ごめんね。
ふられた立場を利用して君に復讐しようとしていたよ。
私がいないことを思い知ればいいと。

今すぐにはできないかもしれないけど、
そんな君ごと受け入れるよ。

いつか奇跡が起きたなら、
謝れる日が来るかもしれないね。

そのときまで、
ごめんねの言葉はしまっておくよ。
# by medichika | 2008-10-15 11:04 | 自分

君がいるから頑張れる

君がいるから頑張れる。
のかもしれない。


日曜日は、よさこいのパレード練習とステージ練習があります。
ご存知ない方のために簡単に説明させていただきますと。
パレードというのは道路などを移動しながら踊ります。
ディズ○ーランドのパレードなどを考えていただければよろしいかと。
そして、ステージは決められた範囲のなかで踊ります。

先日のパレード練習のときには彼が来ていました。
彼の夢は見ていませんでした。まあ、それが普通でしょう。

以前にも書いたかもしれませんが、
彼は口上と呼ばれる、あおり(踊りを盛り上げる掛け声)を入れる担当だったりします。
曲をかけながらの練習では、彼も声を出してきます。

一度だけ、パレード隊列に並んでいる踊り子たちの前に立って、
踊り子たちのほうを向いた状態で声を出していました。
私たちが進めば、彼も後ろ向きに前に進みます。

パレード隊列では私は自分がいる列では2番目。
彼がよく見えました。

去年は、パレード練習で君を見られるのが嬉しかったね。
優勝するまでは君に誘いをかけないって決めていたっけね。

何度か続けて踊っているときでしたので
疲労でヘンなテンションになりつつありましたが
彼が前に立っているときが一番楽しかったような気がします。

君に見守られているような気がしたから。
楽しそうにしてないところなんて見せたくなかったから。

できるだけ笑顔で踊りました。

好きだから。
強がりたいから。

めいっぱい楽しんで踊りました。

君の目にはどう映ったのだろう?
それを確かめる術は今はないけれど。


君がいるから頑張れる。
# by medichika | 2008-10-06 21:45 | 踊り子

1ヶ月

付き合い始めて1ヶ月の日記を書きましたので
別れてから1ヶ月の日記も書いてみましょうか。

昨夜、またもや夢に彼が出てきました。
彼に抱き寄せられた場面は覚えています。
付き合う前くらいの関係だったようです。
エ、夢が逆戻りしてますヨ?

と、夢を見ただけならよかったのですが。

彼の夢を見た日、練習がありまして
彼が来ていました。


夢を見ると会うのかしら?


よくよく考えてみると、衣装を返却する最終日でしたので
彼は確実に来ることになっていたのですが
そこまで頭が回らず。夢との関連性を考えたくらいです。
困ったものです。

練習中は踊りでそれどころではなくほとんど見なくてすんだのですが
練習が終わって帰るとき、彼の近くを数人で通りかかりました。

「お疲れ様でした~」

彼は私を含めてそこにいたメンバーに声をかけたのだと思うのですが
一緒にいた人たちに気づいた様子がなかったので
私も聞こえないふりをしました。バレていたかもしれませんが。

1ヶ月くらいで、彼の中の私に対する嫌な感じが消え去るわけもないので
私から接触しないことが今の彼にとって何よりの愛情表現だと思って
ひたすら回避しているのです。

まだどこか無理してそうしている部分がありますけれどね。
とほほ。


いつか、普通に彼と対応できる日がくるだろうか。
その時、彼は私と向き合ってくれるだろうか。

わからないけど、
今はひたすら、距離を取る。
# by medichika | 2008-10-02 01:51 | 日常